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2014年11月12日 (水)

こんな事で航空の安全は保たれている  太平洋の孤島に空港?  No1309

ご訪問ありがとうございます。新ブログでお読み下さい。

 

 こんな事で航空の安全は保たれている  太平洋の孤島に空港?  No1309  

 

 

 

 

 

 

 今や世界の旅客機は双発機(エンジンが2碁の飛行機)が花盛りで

かつて隆盛を誇った4発機は数えるほどだ(747 A340 A380ぐらい?)

やはりエンジンが少ない方が燃費が良く 経済的という理由からだが

もしエンジンが一つ止まってしまったら 残りは一つしかなくなる。

その為 昔から特に洋上を飛ぶ場合には厳しい規制が課せられていて

双発機が洋上を長時間飛ぶことが出来なかった(空港より60分以上離

れたところは飛んではいけなかった)。その為4発機や3発機が巾を利

かせていたのであるが 国際民間航空機関(ICAO)ETOPSと飛ばれる

新しい考えを導入し その規制が緩和された為に双発機全盛となった

のである。 で  ETOPSって なんでしょうか??

 

一言で言うと  

 

 エンジンを2基しか持たない旅客機では、仮にそのうちの1基が飛行

 中に停止した場合でも一定時間以内に代替の空港へ緊急着陸するこ

 とが可能な航空路でのみ飛行が許される

 

と言うシステムである。具体的に言うと飛行経路からある一定時間の

着陸する事の出来る空港(Adequate Airport(着陸可能飛行場))が

あればその経路は双発機で飛んで良いと言う事になり 逆に書いて行

くと着陸出来る空港からその時間を半径にして円を描いていく その

円がつながる部分は双発機で飛行が出来るのだ(まあ 飛び石みたい

な物である)

 詳しくは この資料で。。。。 言葉が難しすぎて???

     「etopstuutatu20080703.pdf」をダウンロード

 そして最初は ETOPS-120(事前に認定を受けた双発旅客機に対

して近くの空港から120分以内の距離の飛行ルートを認めたもの)であり

ボーイング767が最初の認定旅客機になった。

 

 今では ETOPS-180(ボーイング777が最初 なお実際の認定は

個別の機体で取得するので機種のモデルにより異なる事がある)

は 今や 757 767 737-600/700-800-900  787  A30-600  A310  A320

A330等がETOPS180を取得している。

 更に最近ではそれがETOPS-207 -240 -330にまで延びている。

(-330は 777-300ER 777-200LR等 そして787が取得している)

此処まで書くとETOPSは飛行機の規格のように思えてしまうが実際には

その円の中心になるのは空港である。特に太平洋では ETOPS-180で考

えると飛行機が3時間(約2000kmぐらいであろうか)で空港にたどり着

ける必要があるので最大でも4000kmの距離に次の空港が必要になるが

その場合 俗に言う孤島に空港があるかどうかが大問題になるのだ。

しかも その空港にはその機体が安全に着陸できなければならない。

(最近の規制では 大型機の運航を想定し客が寝泊まりできる最低限の

 設備まで 必要になるのでは?と言う改正も視野にあるらしい)

しかし 普段は(エンジントラブルが無ければ飛行機が降りることがない

はずの場所に立派な滑走路を整備維持するだけでもたいへんである、その

為一部の空港は軍の施設等を利用しているようである。

そしてつい先日 そのETOPSによるAdequate Airportへの着陸があった。

米デルタ機、エンジン不調で硫黄島に緊急着陸 乗客163人、6時間も機内に缶詰 

Photo

 関西空港から11/9午前10時過ぎに離陸したデルタ航空機は硫黄島

の南南東約452キロ付近の上空で2つあるエンジンのうち1つに不具合が

発生した。その為 Adequate Airportである硫黄島空港へ緊急着陸したのであ

る。硫黄島空港の滑走路は 2650m×60m で十分な滑走路長を持つが

あくまでも航空自衛隊が管理する訓練用の滑走路である。そこに一般客163

人が降りても設備等があろうはずもなくひたすら代替え機が来るのを待った

そうだ(実際には成田空港から代替え機が飛んできて目的地に向かえたの

は9時間後)

滅多にあることではありませんが そうなるとやはり有る程度の施設が必要

とも言えるかも知れません。只 では普段誰も来ないそんな施設に誰がお金

を支払って維持するのか???? これが大問題でしょうね。

 

先の大戦でも激戦地になったのは 日本を空襲すら為の護衛戦闘機の航続

距離の関係で硫黄島が最適であった為とも言われています。硫黄島 どう

いう訳か その立地が航空機に縁があるようですね。

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